一生


人生とは何なのか?


人はどうして生きるのか?



人間だれしも一度は考えたことのある問いです。



生きていれば、さまざまな葛藤や不安、悩みに直面します。



答えの出ない質問も、「考え続けることが大事」と言いますが、

個人的には次のように思います。


そもそも正解など無いのだから、自分なりにベターな答えをさっさと決めてしまったほうが、よほど建設的な態度ではないかと。




「巨人の肩の上に立つ」という言葉があります。


「先人の積み重ねた発見の上に、新しい発見をすること」のメタファー(隠喩)です。要するに、すでにその道のプロが考えてくれた発想に乗っかれば、真理に近づきやすいということです。


今は亡き偉人たちも、人間である以上、われわれと同じ悩みを抱えていました。ですので、古今東西の先人たちが、生きることをどう捉えていたのかを垣間見れば、悩み解消の参考になると思うのです。



そういうわけで、今回は「人の一生」についての、金言・至言をもって、


最後のブログ記事とさせていただきます。



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哲学者ガブリエル・マルセルの言葉


人間が他の人間に贈ることのできる最大の贈り物はなんだと思いますか?


人間が人間に贈る最大の贈り物、それは「よい思い出」です。どれほど立派な品物でも、いつかは壊れます。壊れなくても色が褪せてしまいます。


でも、よい思い出は一生変わることはありません。一生続きます。そして、それを君が語り継いでいけば、その次の世代の心にも残るでしょう。


よい思い出を人からもらうようにしなさい。それと同時に、よい思い出を人に与えるような人間になりなさい。 ――今道友信『人生の贈り物』より



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人の一生は、重き荷を負うて遠き道を往くが如し【徳川家康】


仏教の始祖・釈迦は、悟りの第一声で「人生は苦なり(一切皆苦)」と告げました。世の中は思い通りにならない、と。一方、晩年の徳川家康です。幕府を開き、金も権力も名誉も手にしながら、やはり同様のことを述べています。



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理由も分からずに押しつけられたものを大人しく受け取って、 理由も分からずに生きていくのが、我々生きもののさだめだ。 【中島敦『山月記』】


人生は不条理です。わけも分からず生まれてきたと思ったら、まもなくひとりで歩くことを余儀なくされます。しかも、「なぜそうするのか」が分かったところで、何も変わりません。けっきょくのところ、ただただ生きていくしかないのです。



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あちこち旅をしてまわっても、 自分から逃げることはできない。【アーネスト・ヘミングウェイ】


儲けたい、勝ちたい、認められたいといった社会的欲求を、自分が抱えているのを発見したとき。あるいは、自分の嫌な一面を目の当たりにしたとき。目を背けたくても、否応なく目の前に突きつけられます。最も身近で、最も理解しがたい存在。どこまで行っても逃げ切れない存在。それが自分。まさに「汝自身を知れ」。



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瞬間よ止まれ、汝は美しい【ゲーテ『ファウスト』】


美しいものに触れて、素晴らしい出会いに恵まれて、夜には安らかな気持ちで眠りにつく。「ああ、いま最高に満たされた」と感じるとき、人生が祝福された瞬間なのかもしれません。このために生きてきた、という感動を味わうこと。それこそが、この世界に生まれてきた意味だと思いたい。



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疲れた人は、しばし路傍の草に腰をおろして、道行く人を眺めるがよい。人は決してそう遠くへ行くまい。【イワン・ツルゲーネフ


人の命には限りがあります。人生は決して無限ではありません。特に、20歳で成人してからは、あっという間です。気づけば30代、40代と歳を重ねていきます。時の流れは驚くほど早く、気ばかり焦ってしまう。一方で、延々と走り続けることも難しく、好調を維持することはさらに難しい。だから、疲れたときは立ち止まることがあってもいい。結局、また人は歩き出すのですから。



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雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。それが自由というものだ。【ゲーテ】


凝り固まった偏見や常識に支配されたままでは、これからの時代、ますます生きづらくなることが予想されます。キーワードは、「自分の価値を高める」ということです。


長らく続いた「資本主義」の枠組みが、終焉を迎えようとしています。問題が多いと言われながらも、それに代わる仕組みを見いだせないまま、資本主義はスタンダードの位置に君臨してきました。しかし、このどん詰まりの状況に、新たなテクノロジー(スマホ・人工知能・ブロックチェーン等)の登場が大きな変化を促しそうです。


社会の構造自体がガラリと変わる時期が、もうそこまで来ています。そして、その変化は突然やってきて、急速に社会を塗り替えるはずです。


あらゆるものが満たされた世界では、「人生の意義を持つこと」が価値となります。当然ながら、物質的な充足より→精神的な充足を求める流れになることは想像に難くありません。


そうであるならば、生き方・暮らし方・キャリアの積み重ね方も考えなければなりません。一見とっぴな発想が独自性となり、自分の価値となり、結果的に認められていくようになります。要は、自分の好きなことを追求する生き方です。


では、自分の価値を高めるとはどういうことでしょう。たとえば、情熱や愛情、信用、精神性、倫理観などの価値を最大化することが考えられます。何かに感動したり、情熱を傾けたり、そういった営みのひとつひとつに意味が生まれるということです。



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人生とは、刺繍を施した布である。【puG】


仮に、人の一生を「刺繍した布」に譬えるとします。


思うに人生とは、縫われていく刺繍生地を「裏側」から見ているようなものです。裏側から見ても、絵柄がどうなっているのか、よくわかりません。日々の出来事に、これといった意味を感じないのはそのせいです。


しかし、刺繍を表側から覗いてみると、どうでしょう。思いもよらない綺麗な模様が織り上がっているかもしれません。そう考えると、人生で起こるいくつもの苦楽は、美しい織物を仕上げる大切な糸とも言えます。世界にひとつとして同じデザインのないその刺繍が、あなたの人生そのものです。




最後に、、、


これまで、晴明(はるあき)を温かく見守ってくださり、ありがとうございました!


この先、皆さまに起こるすべての出来事が、きっと人生という布をあざやかに彩る「糸」です。嬉しいことも悲しいことも、成功も失敗も、あとになれば、すべて意味があったと思えるはずです。そして、どうぞご自分の価値を認めてくれる人との出会いをこれからも楽しんでくださいませ。

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晴明 [HAL] によるブログ。ときどき、愛犬puGがつぶやくかも♡