似ている動物の見分け方


皆さんには、こんな経験はないでしょうか?


友だちのお宅へお邪魔したとき、


鳥かごで飼っているペットが、


「インコ」なのか「オウム」なのか、迷ってしまったことが。



ここは、堂々と胸を張り、正解したい場面です。


この2択を外すと、今後の友人関係にヒビが入りかねません。



ところが、これが意外に難しいのです。


実は、「オウム」と「インコ」はカラダの大きさで仕分けされているとは限りません。



さんざん迷ったあげく、苦しまぎれに、


「『オカメインコ』って、オウム目オウム科なんだよね!インコって名前なのに!」といった豆知識で、その場をしのぐしかありません。




難判別の動物たち

ヤギとヒツジの区別はつきます。


亀とスッポンも問題ないでしょう。


タヌキとアライグマ、これもなんとかなります。



しかし、

ムササビとモモンガを判別できるでしょうか?



ジュゴンとマナティーはどうでしょう?



そして、極めつきは、

ピューマ、チーター、ヒョウ、ジャガーです。


こうなると、もうお手上げです。


このあたりを、すぐ仕分けできる人がいたら、


それはもう動物博士を名乗っていい。


画像:https://mainichi.jp/articles/20160324/mul/00m/040/00600sc




動物好きの強い味方

そんな悩みに応えてくれる素晴らしい書物に出会いました。似ている動物の見分け方を、懇切丁寧に教えてくれるのです。


似ている動物「見分け方」事典』木村悦子(著)


この本さえあれば、


お寿司屋さんで「ヒラメ」と「カレイ」を見まちがえて、


予想外の出費に、むせび泣くこともなくなるはずです。。。




A.ほっぺがふくらむハムスター、ふくらまないモルモット

画像:https://www.roomie.jp/2012/05/3995/


ハムスターとモルモット。外見はよく似ていますが、カラダの大きさが違います。ほかの見分け方もあります。


1.水をよく飲む?

ハムスター:NO、モルモット:YES

※ハムスターは水をあまり飲まなくても生きられる便利なカラダ。


2.えさをほお袋にためる?

ハムスター:YES、モルモット:NO

※ハムスターにはほお袋があるが、モルモットにはない。


3.夜行性?

ハムスター:YES、モルモット:NO

※ハムスターは完全夜行性だが、モルモットは半夜行性。


4.寂しがり?

ハムスター:NO、モルモット:YES

※モルモットは群れで生活し、おしゃべりな寂しん坊。




B.模様に注目(ピューマ、チーター、ヒョウ、ジャガー)

(左から)ピューマ、チーター、ヒョウ、ジャガー



全員が食肉目ネコ科の動物です。模様・柄で見分けるしかありません。


1.模様がなければ、ピューマ(Puma concolor)

ピューマの見分け方、ベリーイージーね。


2.柄が黒い点なら、チーター(Acinonyx jubatus)

チーターの柄は、黒点がポツポツとしています。チーターの体型は、頭が小さく、脚が細く長い。ウエストはキュッと引き締まっている。しなやかなバネ、筋肉質で長いしっぽ。美しさの中に、高い機能性が秘められています。走れば地上最速。



3.黒い輪っかだと、ヒョウ柄(Panthera pardus)

ヒョウ柄は、黒点ではなく、輪っか状ですので、注意。ちなみに、ヒョウは突然変異で真っ黒の個体が生まれることがあり、ブラックパンサーと呼ばれます。光にかざせば、クロヒョウにもちゃんと斑点模様があります。



4.黒い輪っかの中に「点」、ジャガー(Panthera onca)

ジャガー柄は、ヒョウ柄に似ています。輪っかの中に、小さな黒点があることが条件です。

ゆえに、【チーター柄】+【ヒョウ柄】=【ジャガー柄】という論理式が成り立ちます。


ジャガーの体型は、頭大きめ、脚短め、下半身どっしり。全体的にずんぐりむっくり。ちょっとあか抜けない感じ。


o○o。‥。o○o。‥。o○o。



これで今日からあなたも動物博士!!




参考文献:『似ている動物「見分け方」事典』木村悦子(著)ベレ出版(2017/09/25)

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