【心理】オススメ映画9選【サイコ】


人間心理を描いた映画は、観客の心を引き込むものが多い。特に主人公になんらかの精神疾患があるケースでは、ラストでの裏切りやどんでん返しも見どころの一つ。今回のご紹介9選は、特にそういう要素の強いラインナップかもしれません。


個人的には、心理系の映画も2種類あると思っています。心の交流を描くハートフルな「ドラマ系」と人間のダークサイドを描くちょっと怖めな「サイコ系」です。



脱線しますが、怖い映画と言えば、やはりホラー映画でしょう。幽霊や心霊現象、悪魔祓いをはじめとする恐怖映画。この世ならざる存在が登場すると、夜ひとりで寝るのが怖くなります。シャワーを浴びてるときに目をつぶっていると、、、


怖そうに見えて、実はホラー映画にもある程度のお決まりがあります。いわゆる「ホラーあるある」ですね(クリシェと言います)。


例えば、

・足音がして振り返ると、誰もいない。気のせいか、と思って前を向くと、ドーン!と犯人がいる
・シャワーを浴びている最中の女性が、高確率で標的になる
・車で逃げるとき、エンジンがかからない
・鏡を見た瞬間、後ろに幽霊や殺人鬼が映る
・警官が役立たず


こういうパターンっていいの?と思いきや、むしろこの「お約束」がないと、ホラー映画ファンは納得しないそうです。



ともかくも、今回はサイコサスペンス系の映画9作品をご紹介です。ちなみに並びは順不同です。




1. アイデンティティ:Identity(2003)

激しい豪雨が降り続く夜、人里離れた一軒のモーテル。偶然集まった11人の男女が何者かに殺されていく恐怖を描いた話。(映画ウォッチ)


[出演]
◆マルコム・リバース:ジョン・キューザック


もし過去に戻れるなら、この『アイデンティティ』を初めて観る瞬間まで、時を戻したい。上映時間90分と短めなので、サクッと観るのに良い作品。もしも観たなら、ぜひ感想を聞かせてほしいです。



2. 12モンキーズ:Twelve Monkeys(1995)

※『【時間旅行】オススメ映画10選【SF】』参照



3. セブン:Se7en(1995)

引退まであと7日と迫った老刑事サマセット。彼と新たに配属された新米刑事ミルズは、怪事件を担当することになる。その事件は、聖書に示された七つの大罪に沿った連続殺人事件の序章であり、二人の刑事はその事件を追い引き込まれていく。(映画ウォッチ)


[出演]
◆サマセット:モーガン・フリーマン
◆ミルズ:ブラット・ピット


七つの大罪とは「憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」の7つのこと。キリスト教・カトリック教会における用語。人間を罪に導く情念と考えられている。

ラストに呟くサマセット刑事(モーガン・フリーマン)のセリフが切ない。


「ヘミングウェイがこう言ってた。『人生は素晴らしい。戦う価値がある』。後の部分には賛成だ」



4. ファイト・クラブ:Fight Club(1999) 

心の中に問題を抱える青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、、、(映画.com)


[出演]
◆タイラー:ブラッド・ピット
◆ジャック:エドワード・ノートン


ブラット・ピットの肉体美に刮目せよ!



5. 羊たちの沈黙:The Silence of the Lambs(1991)

若い女性を殺害して、その皮を剥ぐという猟奇的事件が発生する。捜査に行き詰まったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクター博士の助言を受けようと試みる。訓練生ながらその担当に選ばれたクラリスは獄中のレクター博士と接触。レクター博士は、クラリスが自分の過去を話すという条件付きで、事件解明に協力する。


[出演]
◆ハンニバル・レクター :アンソニー・ホプキンス
◆クラリス・スターリング:ジョディ・フォスター


サイコ・スリラーの金字塔として、今も熱狂的な支持を集める作品。「プロファイリング」という言葉は、この作品によって世に知られるようになった。実は、トラウマを抱えたクラリス捜査官が、囚人レクター博士のカウンセリングを受けていた、という逆転の構図が裏にある。

レクター博士「クラリス、いまも羊たちの悲鳴が聞こえるか?」



6. ブラック・スワン:Black Swan(2010)

ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親・エリカの寵愛のもと、人生の全てをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。だが純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦で、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり、ニナは現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった。(goo映画)


[出演]
◆ニナ:ナタリー・ポートマン


この作品は、女性からの支持や共感が圧倒的に多いという。その要因を推察するに、母娘関係の問題があると思う。いわゆる「教育ママ・ステージママ」はわりと多く、自分が果たせなかった夢を、我が娘に押しつけがち。しかも、母親の愛情は「本物」なだけに、娘側は拒絶しづらいのが現実で、この問題はけっこう根深い。女性の共感力の高さ、また、母親・娘という同性ゆえの共感が相まっているのかもしれない。


献身的に支えてくれる母親への「申し訳なさ」ゆえに、母親の呪縛から逃れられない。こうした自己犠牲的な奉仕による支配のことを、臨床心理学者・高石浩一氏は「マゾヒスティック・コントロール」と呼んでいる。ちなみに「申し訳ない」という感覚は、息子の場合は希薄だそう。おいおい、息子よ。。。


男性からすると、この作品は「バレエって大変だな」とか「薄気味悪い映画じゃん」という浅い感想になってしまいがち。ううっ、すみません。。。



7. シークレットウインドウ:Secret Window(2004) 

人気作家のモート・レイニーは妻との離婚問題のせいでスランプになる。さらに彼の作品が盗作だという謎の男ジョン・シューターが現れ、盗作であることを世間に公表するよう脅される。身に覚えのない盗作疑惑で人気作家の周囲に影が落ち始める。(映画ウォッチ)


[出演]
◆モート・レイニー:ジョニー・デップ


スティーヴン・キングの小説が原作なだけあって、展開が振り子のよう。観客を右に左に揺さぶってきます。



8. 氷の微笑2:Basic Instinct 2(2006)


[出演]
◆キャサリン・トラメル:シャロン・ストーン


シャロン・ストーンを一躍トップスターにした大ヒット作『氷の微笑』の続編。人気サッカー選手ーの不可解な死に関わる女流作家キャサリン・トラメルと、彼女の魅力に引き込まれる精神科医の駆け引きのストーリー。最低の映画に贈られるゴールデンラズベリー賞で、最低作品・最低主演女優・最低脚本など、計4部門を受賞した世界が認める最低映画。



9. シャッター アイランド:Shutter Island(2010)

精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。孤島で起きた不可解な失踪事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズは、この孤島の怪しさに気付き始める。(シネマトゥデイ)


[出演]
◆テディ・ダニエルズ:レオナルド・ディカプリオ


日本では「衝撃のラスト」という触れ込みで宣伝され、上映前には「この映画のラストは、まだ見ていない人には決して話さないでください」というテロップも入った。

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