大名庭園を歩く【第一回】六義園


大名庭園とは?

徳川幕府の成立により幕藩体制が敷かれた結果、全国の藩主(大名)は庭園を築きます。それが大名庭園です。 いわゆる「日本三名園」、兼六園(金沢市)・後楽園(岡山市)・偕楽園(水戸市)も大名庭園です。



東京都文京区本駒込6丁目

江戸時代、本駒込・駒込エリアには多くの武家屋敷が集まっていました。六義園(りくぎえん)は、柳沢吉保の下屋敷があった日本庭園です。柳沢吉保は、徳川5代将軍・綱吉の側用人を務めた譜代大名。この庭園は、築山や池が配された回遊式庭園で、『古今和歌集』の世界観を表現したと言われています。庭園の名前も『古今和歌集』の序文にある「六義」が由来とされています。綱吉公もたびたび訪れたそうです。


明治維新後は、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎が買い取り、庭園を整備。昭和13年(1938)には東京市(当時)に寄贈され、一般公開される運びとなりました。明治時代以降、本駒込・駒込周辺の武家屋敷跡地は住宅地として開発され、財界人や政治家が多く暮らす邸宅街に。広区画100坪、200坪単位で分譲されたせいか、景観に配慮した街並みが作られました。現在も駒込の街には歴史ある風情が漂っています。




『紅葉と大名庭園のライトアップ』

毎年、紅葉が映える時期(11月中旬から12月初旬まで)には、夜間のライトアップを実施しています。日常とは異なる幻想的な姿を見せる六義園で、落ち着いた秋の佇まいと艶やかな紅葉をお楽しみください。

名 称:六義園/りくぎえん
所在地:東京都文京区本駒込6-16-3
公式サイト:東京都公園協会
開園時間 :9:00~17:00(入園は16:30まで)
料  金 :大人300円


江戸切絵図「巣鴨絵図」国立国会図書館蔵

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