Exotic Landscape|異国風景|アンリ・ルソー|

画家: アンリ・ルソー Henri Julien Félix Rousseau 
Title: 第22回アンデパンダン展への参加を芸術家に呼びかける自由の女神 La Liberté invitant les artistes à prendre part à la 22ème exposition des indépendants 
製作年: 1906年 
収蔵: 東京国立近代美術館蔵



アンリ・ルソー(1844-1910)はフランスの素朴派の画家。パリ市の税関吏として働く傍ら、余暇に絵を描く「日曜画家」として活動した。独学で絵画を習得し、一見稚拙に見える技法を用いたため、「ヘタウマ」などと評されることもある。しかし、彼の作品は完成度と芸術性の高いもので、いわゆる「日曜画家」の域をはるかに超えていた。実際にあのピカソからも熱狂的に支持されていた。


彼の作品には、熱帯・ジャングルをモチーフにしたものが多数ある。しかし、彼自身は南国へ行ったことがない。植物園などでのスケッチを元にイメージを膨らませたのだという。



1. 異国風景 - 原始林の猿

画家: アンリ・ルソー Henri Julien Félix Rousseau
Title: 異国風景 - 原始林の猿 Exotic Landscape
製作年: 1910年 
収蔵: メトロポリタン美術館蔵



2. 熱帯風景 - オレンジの森の猿たち

画家: アンリ・ルソー Henri Julien Félix Rousseau
Title: 熱帯風景 - オレンジの森の猿たち Apes in the Orange Grove (The Tropics)
製作年: 1910年 
収蔵: 個人蔵



3. 眠れるジプシー女

画家: アンリ・ルソー Henri Julien Félix Rousseau
Title: 眠れるジプシー女 The Sleeping Gypsy
製作年: 1897年 
収蔵: ニューヨーク近代美術館(MoMA)蔵


本作は、ルソーが故郷に買い取りを求めて描いた作品である。しかし、結局買い取りは叶わなかった。ルソー自身が記した解説によれば、「マンドリンを奏でながら放浪する黒人の女(ジプシー)が、水差しとともに疲れて眠っている。そこに1匹のライオンが、彼女を見つけて匂いを嗅ぐが、決して彼女を襲おうとしているわけではない。それは非常に詩的な月の光のせいなのだ」という。



4. 蛇使いの女

画家: アンリ・ルソー Henri Julien Félix Rousseau
Title: 蛇使いの女 The Snake Charmer
製作年: 1907年 
収蔵: オルセー美術館蔵


アンリ・ルソーの傑作と表される『蛇使いの女』。満月の逆光によって、湖畔に立つ女のシルエットだけが不気味に浮かび上がる。その妖しく光りを帯びたふたつの眼が、エキゾチックで魔術的な雰囲気で、観る者を惑わすようである。「無視できない何か」を感じさせるルソーの作風は、我々を惹きつけてやまない。

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