佃島探訪(1)


橋の欄干に備え付けられた趣ある擬宝珠ギボシ、まろみというか温かみがありますねぇ。小鳥が一休みするのにもってこいの癒しを感じます。



ほぉ、またお会いしましたね。建築ハンターの渡辺HAL史です。 東京の情緒あふれるスポットを紹介するコーナー『HALのトウキョウ探訪』。  



今回は中央区「佃島」を散策してみましょう。




佃島の場所は隅田川下流、皇居から南東の方角にあります。


江戸時代に漁民が移り住んだところがこの地の始まり。はじめは百間四方(180メートル)ほどの小島だったようです。明治中期から本格的に埋め立てが進み、現在の形になりました。


佃といえば、佃煮。漁で余った小魚を保存食として塩辛く煮込んだものが佃煮の発祥。伝統ある老舗佃煮屋が軒を構えるエリアには、絶品の佃煮を求めてはるばる遠方から足を運ぶ人も少なくないという。



佃島を歩いてみると、すぐに踏破してしまいます。それほど広さはないものの見るべきものは多い。その証拠に、たびたびドラマのロケ地に選ばれるほど。町の雰囲気は絶好調。





住吉神社

まずはこの付近を守護する氏神様にご挨拶。これからお邪魔いたします、と。住吉という名前からピンと来た方もいるかもしれません。この住吉神社は、摂津国(大阪)より分祀された経緯があります。実は最初に移り住んだ漁夫たちが、摂津国佃村の出身でした。


鰹塚

住吉神社の境内にある鰹塚。鰹の御霊に感謝・慰霊の意を込め、また豊漁を願い、昭和28年5月に建立されました。自分たちの生活に欠かすことのできないカツオに日々感謝。



佃小橋

朱色の橋にちょこんと載せられた玉ねぎ型の擬宝珠の可憐さ。擬宝珠はその名の通り、「宝珠」を擬しています。宝珠とは仏教でいうところの龍の頭だとか。龍の頭は火や毒にも強く、人智を超えた存在。魔除けや安全祈願の願いを込めているわけですね。



ちなみに、落語の中に「擬宝珠をぺろぺろ舐めたい」という若旦那の噺があります。浅草寺五重塔てっぺんにある擬宝珠が舐めたいんだ!と。・・・素晴らしい!わたしなんかは、ついつい手近な橋の擬宝珠で満足してしまいます。それではいけませんね。もっと高みを目指さなければ!

奥に見える建物は「日の出湯 大栄マンション」(1976年竣工)。銭湯付き物件とはなんと魅力的な。



佃天台地蔵尊

人ひとり通れるか通れないかぐらいの狭~い道を進むと、地蔵堂はあります。お堂内にある大イチョウの木は天井を突き抜けています。石に刻まれたお地蔵様は、江戸時代から佃の子ども達を水難から守ってきました。頼れる~。



住吉水門

住吉水門は1965年に完成しました。通常時は、船舶が通航するために開放していますが、高潮あるいは津波時には、周りの月島水門、浜前水門などと共に閉鎖され、地域住民を守ります。頼れる~。



中の島公園

最後はとっておきの夜景スポット


今日も1日お疲れさまでした。



HAL ლ(´ڡ`ლ)

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