人が人に期待するとき


人は期待に応えてしまう

教育心理学における心理行動のひとつに、

ピグマリオン効果」というものがある。


人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」という主張のことで、アメリカの教育心理学者ローゼンタールの実験が有名。


ある小学校を訪れたローゼンタールが、教室に入るなり、「この子とこの子は伸びるよ、見ててごらん」とこっそり担任の先生に言った。


選ばれた生徒自身はそのことを知らなかった、にも関わらず、

期待をかけられた生徒の成績が本当に伸びたという。



ちなみに、ピグマリオン効果の逆は「ゴーレム効果

相手のモチベーションを奪ってしまう言動を指す言葉だ。



未来の自分は自分が決める

イギリスの作家、ギルバート・キース・チェスタートンは、

「天使は自分を軽く考えているから飛べる」

という言葉を残した。



人は思うとおりの人物になる。

正確には、人は自分が思うとおりの人物になる。


要するに、自分への期待が未来の自分を作る。



ただし、願望の実現にはコツがある。

ここを間違えると、なりたい自分に全然なれない。

それどころか現状より悪くなることもある。


たとえば、

「やせたい!」と強く願うとする。


でもこの願い方だと実現しない。


なぜなら、


痩せたい!

→ 今は痩せてない

→ 痩せてない状態にフォーカスしてる

→ はいはい、痩せないのが良いのね

→ 痩せないまま



じゃあ、どうすればいいのか?


さわりだけ明かすと、

「人はイメージできない自分にはなれない」

というところがポイントになる。



ピグマリオンの神話

Anne-Louis Girodet de Roussy-Trioson「Pigmalione e Galatea」


ピグマリオンの由来はギリシャ神話から来ている。


キプロスの王で彫刻の名人「ピグマリオン」は、

ある時、自分の理想とする素晴らしい女性の像を彫ることができた。


すると、彫像のあまりの美しさに、ピグマリオンは恋をしてしまった。


「ああ、これが血の通った人間であったら・・・」と、くる日もくる日も胸を焦がす。


愛の女神アフロディーテは彼の心を慈しみ、彫刻に命を与えて人間に変えた。

こうして2人は結婚し、子供までもうけることができた。


そこから「人が心から願うこと・期待することがよい結果を生む」として、「ピグマリオン効果」は生まれた。


めでたしめでたし



HAL ლ(´ڡ`ლ)

HAL's puG Blog

晴明 [HAL] によるブログ。ときどき、愛犬puGがつぶやくかも♡