「損してもいい」になる

狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、
その道も広々として、そこから入る者が多い。
しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。

旧約聖書



物事にはプラスとマイナスの両面があります


たとえば、人の長所と短所は表裏一体と言われる通り

「せっかち」を裏返すと「決断が早い・テキパキしてる」など


あるいは、

・良い出会いにも、いつか別れがくるし

・ひとりが寂しくて結婚したのに、不自由さをストレスに感じてしまう


この人と、もっと仲良くなりたいと近づけば

好かれることもあるだろうけど、嫌われることも覚悟しなければなりません



片方だけ、都合の良い方だけ、を手に入れようとしてもうまくいきません

むしろ、それだと何も手にできない



1. 損と得

損と得は

もっとも分かりやすい対極の関係


どちらを選ぶか?と聞かれたら

間違いなく「得得得!」と答えますよね


しかし、

「得だけしたい、損はしたくない」と思えば思うほど

実際は損することになります


むしろ逆なんですよね

おもしろいことに


損を受け入れると、どんどん得をする、と

性格リフォーム心理カウンセラーの心屋仁之助氏も言っています


不幸になりたくないからチャレンジもしないし、新しいこともやらない。損したくない、と。
そればっかり考えてるから、結局はそっちばかりに意識が向いて、不幸をかなえてしまうんですね。
(中略)マイナスの拒否に心が奪われたままの人は、いつまでも成功も幸せも受けとれない。そのままになってしまうんです。(※1)


「損したくない」の心理は

何かを拒否している状態ですよね


自分が何にこだわっているのか、何を恐れているのか

見つけて、受け入れてあげましょう



2. 般若の智慧

余談ですが

仏教には「般若の智慧」というものがあります

あの『般若心経』の般若です


その「般若の智慧」では、

第一に「損する智慧を磨け」と教えています


「般若の智慧」では、

損すること自体に価値がある、という考え方なので

損して得取れ、とは違います


自分に直接の得は返ってこない

もちろん得を期待して、損するんじゃない


でも、自分が損したことで、他の誰かが得をする

それが順繰りにめぐっていって

結局はみんなが豊かになるとしたら?


ちょっと理想論すぎますかね


でも、ぼくは好きですよ

映画『ペイ・フォワード』みたいで素敵です



逆を考えてみると、結構ありそうなんですよね

つまり、

みんなが「自分だけ得するんだ!」という考えで動くと

各々が奪い合う世の中になって

悪循環で全員が生きづらくなるという


今の世の中がちょっと近いのかも



3. まとめ

少し脇道に逸れましたが


やろうかどうか迷ったときは

「損してもいい」と思ってみることです


「損してもいい」と思えると

少し安心できると思いますよ


それに実際は

思ったほど損しませんから



HAL ლ(´ڡ`ლ)




参考文献:(※1)『望んでいるものが手に入らない本当の理由』(ぱる出版)心屋仁之助(著)(2013/7/17)

『「損する生き方」のススメ』(フォレスト出版)ひろさちや/石井裕之(著)(2009/12/12)


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